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【GAB 長文読解】問題を解いてみよう②

最終更新: 2020年11月27日


目次

  • 1.GAB 長文読解の試験時間と問題数

  • 2.GAB 長文読解問題を解いてみよう

  • 3.例題の解答と解説

  • 4.MOAKLY「GAB対策シリーズの紹介


1GAB 長文読解の試験時間と問題数

GABでは13長文、合計25分で解答します(web形式)。1長文に付き4設問あるので、合計52個の設問を25分で解答する必要があります。 1問につき30秒程度しか時間をかけられないため、スピーディーに読解する力と論理的な判断が求められる点が特徴です。

2GAB 長文読解問題を解いてみよう

それでは、アプリ「GAB対策 言語」から厳選した問題を実際に解いてみましょう! 【例題】以下の文章を読んで後の問いに答えなさい。


 
 一般に野心家というものはわが子の一人や二人犠牲にしても野心のためには平然たるもののように見えるけれども、案外野心家には肉親的な感情の強い人が多いもので、祖先とか家というものと同化した動物のような保守家の方が却って肉親的に不感症で、家のためには子供の一人や二人煮られようと焼かれようとと本能的なつめたさを持っているものなのである。家名のためだなどと云って我が子を冷酷に追いだしたり、中には肺病の子供を家名のために早く死んでくれと願ったりする、そういう冷酷な特異性がもはや特に鋭く訴えてこないほど我々の身近には家名の虫のつめたさが横溢しているのだ。その御当人が自分のつめたさに気附かずに、甘ったるい家庭小説か何かに涙を流しているのだから笑わせる。人は涙というものを何かマジメに考えがちだが、笑いの裏と表にすぎないので、笑いが単なる風とその音にすぎなければ、涙などは愚かしい水にすぎない。妙に深刻に思われるだけむしろバカげたものである。
 家康も保守家であった。そして彼は子供だの孫だのの二人三人はどうなろうと平気の平左の人であった。律義者で、温和な考えの人だ。そして、自分に致命傷の危険がなければ人が何をしようと、どんなに威張ろうと、朝鮮へ遠征しようと、親類の小田原を亡ぼそうと、我関せずでいる人だ。時世時節なら何事も仕方がないという考えで、秀吉の幕下に参じて関白太閤などと拝賀することぐらい蠅が頭にとまったほどにしか考えていない。
 このままいつ死んでもそれでよし、そういう肚の非常にハッキリした家康で、そういう太々しい処世の骨があったから、野心家のようにあくせくしないが、底の知れないようなところがある。それで古狸などと思われるが、根は律儀で、ただいつ死んでもいいという度胸の生みだした怪物的な影がにじんでいるだけである。

坂口安吾 「家康」 1947.1.1


問1:野心家は肺病の子供を家名のために早く死んでくれと願ったりする。  A 本文の論理から考えて明らかに正しい  B 本文の論理から考えて明らかに間違っている  C 本文からだけでは、設問文は論理的に導けない 問2:野心家は自分の冷たさに気づいていない。  A 本文の論理から考えて明らかに正しい  B 本文の論理から考えて明らかに間違っている  C 本文からだけでは、設問文は論理的に導けない

問3:秀吉は太々しい処世の骨があった。  A 本文の論理から考えて明らかに正しい  B 本文の論理から考えて明らかに間違っている  C 本文からだけでは、設問文は論理的に導けない

問4:家康は自分の身に危険が及ばない限りは事なかれ主義であった。  A 本文の論理から考えて明らかに正しい  B 本文の論理から考えて明らかに間違っている  C 本文からだけでは、設問文は論理的に導けない

3.例題の解答と解説

問1の解答と解説


解答:B


解説:1文目の「野心家には肉親的な感情の強い人が多い(中略)保守家の方が却って肉親的に不感症で」との記述から、野心家でなく保守家のことである。

問2の解答と解説


解答:C


解説:記述なし。 問3の解答と解説


解答:C


解説:記述なし。

問4の解答と解説


解答:A


解説: 第2段落4文目に、「自分に致命傷の危険がなければ(中略)我関せずでいる人だ」との記述がある。


4MOAKLYGAB対策シリーズ」の紹介

 GABでは解答スピードが大切になるので、本番のテストで使用されるプログレスバーを再現し、豊富な問題量を収録しているMOAKRYのGAB対策シリーズアプリを使って対策するのがおすすめです。

GAB対策シリーズのアプリでは、プログレスバー、カラーテーマ選択などの機能を標準搭載しています。



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 アプリに電卓を搭載しており、移動時間でもスマホ一つで勉強可能
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